「優しいのに結婚してくれない彼」が、一番人生を狂わせる理由
婚活をしていると、
「浮気する男は最低。」
「モラハラ男だけは避けたい。」
そんな話をよく耳にします。
もちろん、その通りです。
でも、結婚相談所を運営していて何百人もの恋愛を見てきた私が、
本当に怖いと思う男性は少し違います。
それは、
“悪い人ではない。でも、決断できない人”。
怒鳴るわけでもない。
女性を雑に扱うわけでもない。
浮気もしない。
周囲から見れば「誠実そうな人」です。
それなのに、気づけば女性の大切な時間だけが何年も過ぎてしまう。
今日は、そんな話をしたいと思います。
「この人となら安心して結婚できる」
ある女性の話です。
彼女が社会人になったのは23歳。
新卒で入社した会社で、同じ部署の30歳の男性と出会いました。
7歳年上。
社会経験もあり、大人の余裕も感じる。
恋愛経験が多くなかった彼女にとって、その男性は頼れる存在でした。
家庭環境にも恵まれ、ご両親から大切に育てられた彼女は、昔から
「25歳くらいには結婚して、子どもがいる家庭を築きたい」
と考えていました。
交際は順調でした。
彼は真面目。
女性関係も派手ではありません。
だから彼女は、「この人となら将来は自然に結婚するもの」と信じていました。
結婚は「今じゃない」
交際から約1年。
男性は転職をします。
そこで彼女は、そろそろ結婚の話が出るのではないかと期待しました。
しかし返ってきた言葉は、
「新しい会社だから、仕事が落ち着いてからにしよう。」
納得できる理由でした。
誰だって転職直後は大変です。
彼女は「少し待てばいい」と思いました。
ところが、その”少し”は終わりませんでした。
翌年は、
「まだ慣れていない。」
さらに翌年は、
「部署が変わったばかり。」
その次は、
「異動があるかもしれない。」
そしてまた、
「今はタイミングが悪い。」
理由だけが変わり、
結論はいつも同じでした。
結婚は、まだ先。
10年後も「そのうち」
気づけば10年。
彼女は33歳になっていました。
彼は40歳。
それでも彼の口から出るのは、
「もう少し仕事が落ち着いたら。」
でした。
ちなみに2026年7月、まだ結婚をしていません。
ここで考えてみてください。
社会人になって、本当に「何もない穏やかな時期」なんて来るでしょうか。
転職。
異動。
昇進。
忙しいプロジェクト。
親の介護。
住宅ローン。
子育て。
人生は常に何かが起きます。
つまり、
仕事が落ち着いたら結婚する人ではなく、結婚する人は忙しくても決断する人なのです。
悪い人ではない。でも人生は預けられない
この男性を責めたいわけではありません。
きっと本人も「いつか結婚しよう」と思っていたのでしょう。
ただ、
責任を負う覚悟だけが、最後まで持てなかった。
この男、私も知っている人ですが、簡単にいうと
「いい奴」
です。
ただ、婚活でみると
「どうしょうもないクズ野郎」
です。
そして、このタイプは意外と少なくありません。
「別れるつもりもない。」
「結婚するとも言わない。」
「でも離したくもない。」
そんな曖昧な関係を続ける人です。
本人に悪意がないからこそ、女性も期待を捨てられません。
これが一番つらいところです。
「優しい彼だから」は判断基準にならない
婚活では、
「優しい人です。」
という言葉をよく聞きます。
もちろん優しさは大切です。
でも、
優しさだけでは結婚は成立しません。
結婚には、
決断力。
責任感。
行動力。
未来を一緒に考える姿勢。
これらが必要です。
「いつか結婚したい。」
ではなく、
「いつ結婚するのか。」
ここまで話せる相手でなければ、結婚生活は始まりません。
そして、この男は単純に責任から逃げて、相手(女性)の
ことを考えれないただのクズです。
仕事への向き合い方は恋愛にも表れる
少し厳しい話になりますが、
私は婚活では相手の仕事ぶりも参考にしています。
仕事ができるかどうかだけではありません。
見ているのは、
責任から逃げるタイプかどうか。
問題が起きたとき、
自分で決める人なのか。
誰かに流される人なのか。
期限を守る人なのか。
後回しにする人なのか。
こうした傾向は、結婚後にも驚くほど共通しています。
この男、当然ですが、仕事はできません。
婚活で一番失ってはいけないもの
婚活では、お金よりも大切なものがあります。
それは、
時間です。
1年はすぐに過ぎます。
3年もあっという間です。
「もう少し様子を見よう。」
この言葉を何度も繰り返しているうちに、気づけば5年、10年ということも珍しくありません。
時間だけは、誰にも返してもらえません。
「ここまで来たから別れられない」という罠
長く付き合うほど、
「今さら別れられない」
と考えてしまいます。
でも、その考えがさらに時間を失わせます。
過去に費やした年月は戻りません。
だからこそ、
未来まで犠牲にする必要はありません。
恋愛にも、時には”損切り”という考え方が必要です。
結婚相談所の「3か月ルール」は、時間を守るためにある
結婚相談所には、交際を長引かせないための考え方があります。
よく知られているのが「3か月ルール」です。
これは、
3か月で結婚を決めろという話ではありません。
3か月あれば、
結婚の意思。
価値観。
家族観。
お金の考え方。
働き方。
子どもについて。
こうした大切なテーマは十分に確認できます。
何年付き合ったかより、
どれだけ本音で話し合えたか。
こちらのほうが、結婚生活では何倍も重要です。
私が結婚相談所で管理していること
私の仕事は、お相手を紹介して終わりではありません。
一番大切なのは、
交際がきちんと未来へ向かって進んでいるかを確認することです。
「結婚する意思はあるのか。」
「将来設計は一致しているのか。」
「先送りになっていないか。」
こうしたポイントを、相手にプレッシャーを与えず自然な形で確認していきます。
恋愛では聞きづらいことも、第三者がいるからこそ整理できることがあります。
その結果、何年も曖昧な交際を続けるリスクを減らせるのです。
最後に伝えたいこと
恋愛において、本当に警戒してほしい相手は、派手な遊び人だけではありません。
むしろ、
「誠実そうに見えるのに、人生の大事な決断だけは先送りする人」
このタイプこそ、結婚を望む人にとって最大のリスクです。
結婚を考えているなら、「彼は優しいか」だけで判断しないでください。
大切なのは、
「この人は未来を決める覚悟を持っているか。」
という一点です。
あなたの人生には期限があります。
今日という一日は、二度と戻ってきません。
だからこそ、自分の時間を大切にしてくれる相手を選んでください。
それが、幸せな結婚への一番の近道だと私は思っています。
あなたの婚活を応援しています。



